どうも、生真面目で仕方ない、株式会社プラップル
コピーライターで、ソコキコ™オフィシャルトレー
ナー
の佐藤秀治です。

この間、図書館で借りてきた本が面白かったので、
少し紹介させていただきます。

本のタイトルは

『「対人不安」って何だろう?』
榎本博明 著
ちくまプリマー新書

ちくまプリマ―新書は、若い人向けのラインアップ
なので、この本も10代に向けた言葉で書かれてい
ます。
でも、書かれていることは、私たち大人にも当て
はまります。

第1章の題は、友だちづきあいに疲れる自分

第2章は、嫌われるのが怖い

第3章は、「対人不安」って何?

第4章は、「人の目」はどんな意味を持つのか?

第5章は、「人の目」を活かし、「対人不安」を和らげる方法

…どうです? ちょっと気になるでしょう?

この本、私が中学生の頃に出版されていたら、
きっと熟読したと思います。

この本を読んで分かるのは、

みんな、対人関係で悩んでいる

ということ。

自分だけが悩んでいたんじゃない。
自分だけが負い目を感じていたんじゃない
と、昔の自分にも教えてあげたくなります。

少し引用します。

 自分のキャラが窮屈に感じられる

 若者はキャラという言葉をよく使うが、若者に限らず、だれもが場によって自分の出し方を調整している。
 (中略)
 場の空気を読み、それに合わせて自分の出し方を調整するのは、非常に気をつかう作業になる。だが、もし自分のキャラが決まっていれば、それを出せばよいのだからとても楽だ。
 (中略)
 その一方で、キャラに縛られ、自由に振る舞えないということが起こってくる。

 第1章 友だちづきあいに疲れる自分より抜粋引用

加えて、人のキャラを勝手に決めつけてくる人が
いると、面倒だったりしますよね。

もう少し、気になったところを引用します。

だれもが心の中に抱える「見下され不安」

 友だちからきついことを言われたり、嫌な態度を取られたりすれば、だれだって傷つく。感じの悪い友だちといると傷つけられることがあるため、できるだけかかわりたくないと思う。それは当然のことだ。
 だが、近頃の若者の友だちづきあいを見ると、また若者と話し合ったり、意識調査をしてみたりすると、友だちに傷つけられる前からすでに傷つくことを過度に恐れている感じがある。

 第2章 嫌わられるのが怖い より抜粋引用

これ、何ででしょうね。

私はしかし、昭和生まれですが、

友だちに傷つけられる前から
すでに傷つくことを
過度に恐れている感じ

がありましたよ。

それは、まぁありていに言えば、親に傷つけられて
いたから。

ハリー・ポッターはディメンターに弱かったように、
私の心のメーターも、かなり弱っていましたので、
ちょっと傷つくと、かなり深手になったのです(他
人には分からないところで)。

翻って、今の若者が、傷つくことを過度に恐れるの
はなぜでしょう?

自信を根こそぎ奪われているから?

SNSや裏サイトなどで攻撃されるから?

悪口を言われ慣れてないから?

なぜでしょうね。

でも、そんなことは多分どうでもいいんだ
と思います。

大事なことは、傷つく理由探しではなくて

傷つきにくい自分になること。

自分を人と比べないことが大事なんだろう
なぁ、と。

そう言いながら、私も、いい歳をしてSNSを眺めな
がら、ついついほかの誰かと自分を比較して、勝
手に落ち込んでしまうこともあるわけです。

でも、実際に人と会って話をすると、自分が勝手
に不安を抱いていたことがよく分かって安心する
ことの方が多いものです。

顔を合わせてコミュニケーションすることの大事
さを、年を重ねるごとに実感します。

対人不安を軽減したかったら、
作り込んだキャラの皮を脱いで、
あなたらしく、あなたの言葉で
人とコミュニケーションすることが
一番なのではないかな、と

改めて思った次第です。

大事ですよね、コミュニケーション。


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