ゲーム・オブ・スローンズ公式Webサイト

お客様を動かす「共感作り」の専門家、佐藤秀治です。

世界中が熱狂したドラマ『ゲーム・オブ・スローン
ズ』の最終章の最終話で、ある登場人物が、とても
いいことを言っていました。
(誰が言ったか…を書いちゃうと、これから見る人
の「この人は無事なのか?」的な楽しみが減ってし
まうので伏せておりますw)

で、そのいいセリフが👇コレ👇です。

「人々を団結させるのは、軍隊か? 金か? 旗印か? ……物語だ。良い物語ほど強いものなど何もない。止めようがない。かなうものは誰もいない」

そう、人を動かすのは、物語なんです‼

今日のタイトルの〇〇〇の中に入るのが“ストーリー”なんです。

この数年、マーケティング界隈でも

ストーリーテリング

という言葉が注目されています。

ある企業では、ブランドガイドラインの中で、お客様
との接点となるコンテンツには、ストーリーテリング
が必須だと条件付けたりしています。

企業のブランディングを成功させるのにも、
マーケティングを成功させるのにも、
社内のモチベーションをアップさせるのにも、
ストーリーが役立ちます。

ストーリーテリング。

これ、分かるようで分からないという方が多いです。

辞書で引くと、「物語を話して聞かせること」と出て
きます。

じゃぁ、「物語」って何?

ってなるんですよね、大抵の場合。
そりゃそうですよ。定義が曖昧ですもの。

今まで作ってきた広告や、記事と、何が違うの?って
戸惑う人が多いんですよ。

だから……

したり顔でストーリーテリングを語る、にわかコンサ
ルが出てきます。デザイン思考の時もそうでした。

でもね「ストーリーテリングが重要だ!」なんてこ
、私たちからすれば、

「何を今さら‼」

って話なんですよ。

人間は、ストーリーでモノゴトを理解します。

人間は、ストーリーに共感して心動かされます。

人間は、太古の昔からストーリーでモノゴトを伝えてきたんです。

こちとら、人の中にあるストーリーを書き続けて、
それを企業の宣伝やブランディングに活かし続けて
約30年ですよ。
そんじょそこらで聞きかじってきた知識を上手に話す
だけの方々とは違います。

ええ、違いますとも。

でもね……

このストーリーの作り方っていうのが、
なかなか説明が難しくて悩みました😅

形式を教えるのは簡単です。
三幕構成とか、序破急、起承転結とか、何だかんだと。

でもね、形式だけ分かっても、
良い物語を作るために必要な核心が
分からなければ、まったく
意味がないですから。

ついでに言うと、
「時系列に沿った起承転結」っていうのはストーリー
テリングとしては、悪手です。
大抵は、展開がダラダラしてしまい、面白くも何とも
なくなります。

まぁ、その辺の技術的な話はともかくとして……。

今、ようやく、良いストーリーの作り方、磨き方を、人に伝える準備が整ってきました。

その一例である「自己PR/ビジネス・プレゼンテー
ション改善コンサルティング」
もおかげさまで
大好評いただいております。

これまで、Webサイトに情報を載せていませんでした
が、ようやくというか何というか、いろんなプランも
固まってきましたので、Webサイトを順次更新してい
きます。

何卒よろしくお願い申し上げます。

追伸
『ゲーム・オブ・スローンズ』は、原作である『氷と
炎の歌』シリーズが現在未完です。
ドラマの方が原作を追い越してしまって、原作者の意
図とは別のストーリーが、第7章以降繰り広げられて
います。

正直、第7章から、『ゲーム・オブ・スローンズ』の
物語が、スカスカになってしまい、求心力を失って
いることは事実です。

綿密につづられた原作小説を凝縮させた第6章までの
充足したストーリーテリングと、ドラマの尺に合わ
せて原作の続きを想定するように創り上げた7章以
降のストーリーテリングでは差が出るのが当然です。

神は細部に宿ります。

ストーリーを描く際には、”描き切れないほどの
ディテール”を、作者の脳裏にきちんと描けている
かが重要になります。

あ、追伸で重要なヒントを書いてしまった(苦笑)