また始まりましたね、『下町ロケット』。

過去のシリーズを下回る視聴率だったらしく
ネットにはいろんな記事が上がっていますが
そんなことはどうでもいいんです。

見てる自分にとって、面白いかどうかだけが
重要なんですから。

TBS『下町ロケット』HPより

しかし、豪華な演技陣です。

今田耕司の大根役者ぶりが際立ちます。

それはさておき……
1話目から、『下町ロケット』らしさが、
てんこ盛り。盛り過ぎじゃないかという
ぐらい盛り過ぎだったようにも思います
が、あのストレートさがいいんですよね。

好きですよ、ベタなドラマ。

しかし、こういうドラマを見ると
いつも思うんですよ、
「現実では、こんなにいいタイミング
で、助からないだろう?」
って。

ネタバレしちゃうのであまり言えませ
んが、イモトアヤコ演じる天才エンジ
ニアが、佃製作所クオリティを、ひと
目で見抜かなかったら、このドラマの
気持ちよさは成り立たないわけで……。

現実には、数値に勝る大手が、その
まま勝っちゃうよねーーーーーって。

これ、普段の仕事でも、たまに思う
んですよね。

「気付いてもらえない品質は、ない
も同然なのか?」って。

ほんのちょっとの、仕上がりへのこだわ
りは、当然見積もりにも反映させたいの
ですが……ねぇ。

クオリティを保ちつつ、コストをカット
……と言われても、頭脳労働なので
クオリティ・オブ・ライフを下げるほか
コストカットの図りようはありません。

難しいですよねぇ。

それでも……

見積金額を下げても、それでも……

それでも結局は、自分が信じた
クオリティを、きちんと認めて、
付き合いを続けてくださる方がいる
から、どうしたって、手が抜けない
んですよね。

もっとも、「手を抜け」と言われても
自分で納得できないクオリティでは、
提出できませんから。

そういう性分なんですよ、結局。

だから、『下町ロケット』見てても、
佃製作所の努力や工夫、技術が認めら
れるシーンが、気持ちいいんですよね。

とにかく、現実の世界でも望みます。

都合のいいタイミングで、自分たちの
クオリティの高さを認めてくれる人の
出現を。

「この間のアレ、好評です!」とか
言われると、心の中でガッツポーズして
ますから。

先日はメールを読んで、一人でガッツ
ポーズしてましたから。

ええ、それはもう、うれしいものです。
そういう方が、次から次へと現れてく
ださることを、願っております。

その分、頑張ります。

……というか、頑張らないと、そういう
方が現れる確率は下がりますよね!

当然です!

なので、今日も一所懸命なおっさん
2人で、とても熱心に作戦会議を
行っておりました。

今日も、新しい気づきに感謝です。