こんにちは、株式会社プラップル コピーライターで
ソコキコ™オフィシャルトレーナーの佐藤秀治です。

「みむこじラジオ」Webサイト画面

土曜日にニッポン放送『さまぁ~ず三村マサカズと
小島瑠璃子の「みむこじラジオ!」』を聴いていた
ら、興味ぶかい話題がありました。
発端は、ラジオネーム「のんべんだらりのすけ」
(表記不明)さんからのメール。相談内容は「雑談
ができません」
というものでした。

以下、一部書き起こします。

小島瑠璃子(メールを読んでいる):
(略)
 仕事の会話は「きっかけ」「疑問」「提案」などがあり、最終的には「ゴール」=「回答受理」があるので、きっかけからゴールまで進む会話はできるのですが、  
 それらがない雑談については、何から始めて、何が終わりなのか分かりません。
 特に、先輩からの突然の「よお!最近どう?」とかに、すごく困ります。
 普通に「元気です」とか「頑張ってます」とか答えるのですが、反応がいまいち。
 (略)
 そこで、交友関係の幅広いお二人に、雑談のコツがあれば教えていただきたく存じます。
 (略)
小島瑠璃子:真面目だなぁ。
三村マサカズ:真面目だね! 24歳。
 (略)
三村:でも大体の人は、俺、この気がすんだよね、大体は。本当は。内面は。
小島:私もそう!
三村:ひねり出してるよ、雑談は。
小島:そう。

三村:あの、自然と出るんじゃなくて、「この人と共通の話って何かあったっけな?」とかね。
小島:何か私、これ、すんごい分かるのは、私たちのお仕事って、収録のスタジオに入る前に「前室」ってところがあるんですよ。(略)みんなで一瞬、たまる場所があるんですよ。あそこの雑談が、デビューしてから3年間分かんなくて。
三村:うん。

小島:でも、収録前にちょっとぉ、先輩と話してみたいんですよ、16歳の小島瑠璃子。でもぉ、「何を話したらいいんだ」って思って。
三村:うん。
小島:で、いろいろやった結果、その人にあったことを、ひねり出してますもんね、毎回。(後略)

ニッポン放送『さまぁ~ず三村マサカズと小島瑠璃子の「みむこじラジオ!」』2019年1月19日放送より

雑談のネタを、
話のプロでもひねり出してます。

当然、私も一生懸命ひねり出してきました。

超人見知り時代は、ひねり出した一言目が、かすれ
ちゃって、相手に聞こえないことが数えきれないほ
どありました。

ウケようと思ったら、ちょっと強引なネタを考えて
ぶつけてみたりもしますよね?

私はしました(苦笑)。

でも、チカラを入れてネタをひねり過ぎたりする
と、あまりよろしくない
ということで、小島瑠璃
子が、素敵なエピソードを披露してくれました。

小島:私の失敗談があるんですけど…。収録ぅ入って、真ん中にちょっと休憩があって、もう一回収録がある時あるじゃないですか。
三村:うん、あるある。

小島:その時も雑談が必要なんですよ、前室で。
三村:うん。

小島:その時に、小島瑠璃子16歳! 先輩と何か話さなければいけない。前のめりになって、何か、その前の収録であったことを頑張って話すんですけど…。
三村:10年前ね。

小島:あんまり盛り上がんないんですよ。なんか、収録の中の熱量を引っ張ってちゃってたんですよ、私。
三村:あああぁ。

小島:でも収録の時って、みんなもちろん本音なんですけど、ちょっとギア上げてやってるじゃないですか。そのギア上げたまま行っちゃってたんですよね、雑談に。
 だから雑談って、人が少し気の抜けてる温度に合わせなくちゃ、って思いました。
三村:喫煙所のあんな感じ?
小島:うーーーーん。

ニッポン放送『さまぁ~ず三村マサカズと小島瑠璃子の「みむこじラジオ!」』2019年1月19日放送より

最初の引用では、「相手の人との共通点」がキー
ワードでした。
例えば、天気の話は、その日、その場にいる人全員の
共通問題です。

「暑いねぇ」
「寒いねぇ」
「いい天気だねぇ!」

どれも当たり障りがなくて、雑談のきっかけに非常
に使いやすいです。

で、この後、どうやって雑談するか。

これに続く言葉選びも、あまり頑張りすぎなくてい
いんです。

その場で目に入るものから選んでいくだけも、会話
はちゃんと続きます。

例えば、みんなの前にお菓子があったら、
「このお菓子、美味しいよねぇ」
というだけでも、次の会話のきっかけになります。

実のところ、きっかけは何だっていいんです。

特に、まだ知り合って日の浅い人同士だったり、
「小島瑠璃子 16歳!」のように、ちょっと緊張
する先輩などと雑談をする際には、
「このお菓子、美味しいですよね」
「その服、素敵ですね」
あたりの、簡単な話から入ればいいんです。

大事なのは、場の空気をほぐすこと。

というより、自分のノドをほぐすこと。

とりあえず、他愛のない話題で声をかけて、自分も
「気楽に話していいんだ」っていう雰囲気に持って
いってしまうことが先決でしょう。

これが後半の引用のキーワード。

少し気の抜けてる温度

につながるポイントです。

まずは、自分の気を少し緩めることが大事。

私自身のこれまでの経験からも、そう思います。

もうねぇ、かすれるような声を出した後で、会話
が少しでも始まれば、自分の気も楽になります。

雑談の一歩は、そんなことで十分だと思います。

対話は“気づき”の宝箱!

このキャッチフレーズを忘れずに、
今日も頑張りたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。