こんばんは、株式会社プラップル
コピーライターでソコキコ トレーナーの
佐藤秀治です。

皆様は「他者モデル」という言葉をご存知
でしょうか?

私は、恥ずかしながら学がないため、この
言葉をつい最近になって知りました。

ネットに公開されていた東大・植田教授の
研究紹介から「他者モデル」の説明を
引用させていただきます。

人と人とがコミュニケーションする際に、対話相手が、このような状況下だと、このように発言・行動するはずだという、対話相手の行動を理解・予測するための心的モデル、すなわち他者モデルが重要な役目を果たしている。初対面同士の会話であれば、お互いに対話相手に対する他者モデルを持っていないため、会話がかみ合わないこともある。

認知的インタラクションデザイン学:意思疎通のモデル論的理解と人工物設計への応用 PDFより抜粋引用

東京大学・大学院情報学環・教授 植田 一博
研究課題番号:26118001 研究者番号:60262101

そして、脳科学者・茂木健一郎氏のブログ
には、こんな記述もありました。

他者に共感する能力は、私たちの中にどのように生まれてくるのだろうか? このプロセスについて定説はないが、ここでは、一つのあり得るシナリオを述べたい。

子どもにとって、親、特に母親は大切な安全基地である。子どもは、母親がいない時にも、「お母さんはこういう人だ」という内部モデルをつくり、それを安全基地の支えにしてさまざまなことに挑戦していく。

安全基地としての内部モデルは、私たちが最初に持つ他者のイメージである。

茂木健一郎 公式ブログ「他者モデルのスタートとしての内部モデル」(2017/2/8 07:10)より抜粋引用

他者に共感する能力が、どのように生まれ
るのか「定説はない」んだなぁと。

そして、母親が「他者モデル」のスタート
になる、と。

母親って大事ですね。

いいお母さんの下に育った人は、それだけ
で、より幸せだと思います。

それで、私自身のことを振り返ってみると、
まぁ当然ながら、「親」って重要ですよね。

「親の振る舞い」って、
“イヤだな”と思っても、
知らず知らず、自分の中に
深く刷り込まれています。

でも、親に似るだけじゃ、成長がありません。
いろんな人と繰り返し接することで、さまざ
まな「他者モデル」を構築していく
ことにな
るわけですが、

ここで思い至ることがあります。

私の場合、というか、同様の方も多いと
思いますが、

私の中の「安全基地」となる
内部モデルって、
文学や映画の中から
得てきたな…と。

私が、気に入った文学や映画を繰り返し
繰り返し鑑賞してきたのは、

そこに、目標となる人物像、というか
基準となる「他者モデル」を求めていた

のだろうな、と。

実際のところ、本当に飢えてましたね。
目標となる人物像に。

素晴らしい文学は、人間というものが
鋭く、正確に描かれている
から、素晴
らしいわけで、映画も、その点はまっ
たく同じ
です。

今でこそ、日本各地、数百の企業や団
体でインタビューさせていただき、山
ほど「他者モデル」を持たせていただ
いております
が、

最初は、孤独と向き合いながら、
書物や映画の中に、何かを
探し求め続けていました。

思えばあれも、コミュニケーション
修業の一環だったんだな、と。

なので皆様も、良い文学、良い映画を
心ゆくまで味わってみてください。

今日も、最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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