身をすくめる女性
こんにちは、株式会社プラップル コピーライターで
ソコキコ™オフィシャルトレーナーの佐藤秀治です。

最近、特に大切に反芻している言葉があります。
それが下に引用した一文です。

人生は心ひとつの置きどころ。

  中村天風 言
  

とても深い話なので、下手な説明はつけませんが、

人生下向いてクヨクヨしてたっていいことはないし、
天につば吐いて、人に毒を吐き続けてれば自分に返っ
てくるわけです。

であれば、明るく、前向きに心を保った方がいい。

そんなことを、この年になってようやくそんなこと
が理解できるようになってきました。

考えてみれば、
「俺は駄目だ」なんて悲嘆している時には
「駄目」である理由が、自分でもよく分かってな
かったりします

またその逆に、「自信過剰」に陥っている時も、
なんでそこまで自信をもっているのか、自分でも
根拠を把握していなかったりします

思えば滑稽な話ですが、心根がしっかりせずにいる
から、無意味に怯えたり、驕り高ぶったりするんで
しょう。

自分の人生振返れば、そんな恥を晒してばかりです。

不安を覚えた時、その不安の根拠が分からないと、
対処のしようがありませんから、余計に不安になる
んでしょうね。

以前に書いた、私の「人に捨てられる」という不安
が正にそれでした。

自分でもまったく理由が分からないから、対処の
しようがなかったです。
不安を打ち消す方法が、まったく分からないんです
から。

むやみに偉そうにしている人も、たまにいらっ
しゃいますが、ああいう場合も、多分、自分が
そっくり返っていなきゃいられない理由が、
自分自身でも把握できていないんじゃないかと
思います。

怯えるのも、驕り高ぶるのも、
「何でそういう態度になるのか?」と、ひとつひと
つ理由を書き出してみれば、いかに根拠のないこと
か、感じ取れると思います。

これもまた、

人生は心ひとつの置きどころ。

  中村天風 言

なんでしょうね。

でも、現実には「根拠のある不安」もあるわけです。

たとえば「今月の売り上げが足りない」とか

「このままでは試験に受からない」とか

「今の実力では試合に負けてしまう」とか。

で、こういう時にどうするか……。

……

………

一言では表せませんが、しかし、確実なことは

不安が迫っているからといって
オドオドしているだけでは
どうにもならない

ということです。

だから、心をポジティブに保って前を
向いて行きましょう、と。

思えば、大好きなマンガのひとつ、桂正和氏の
『ZETMAN』に、素敵なセリフがありました。

「いいか、坊主。辛い時こそ顔を上げるんだ。地べたに希望はころがってねぇぞ」

 桂正和『ZETMAN』より
 

このセリフ、最初に読んだ時から、数えきれ
ないくらい、脳内再生してきました。

いいセリフです。

思うたびに「下向いて歩いちゃいけないな」
と気合を入れ直したものです。

……などと言いながら、私なんぞのレベルでは、
まだまだ不安を払しょくしきれませんけどね。

だから、そんな時には前向きに語り合える友
人・知人に会いたくなるわけです。

忙しくて会えないとしても、「会いたいな」
と一人で考えていたりします。

やはり、人と言葉を交わし、気持ちを交わす
のはいいものです。

対話は“気づき”の宝箱!

このキャッチフレーズを忘れずに、
今日も頑張りたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。