こんにちは、株式会社プラップル コピーライターで
ソコキコ™オフィシャルトレーナーの佐藤秀治です。

私がこれまでやらせていただいた仕事の中で、
もっとも数が多いのが、「お客様導入事例」
制作です。

ほとんどの案件のクライアントは、大手IT企業
でした。

おかげさまで、山口県を除く日本国内46都道
府県に出張
し、中小企業から大企業、医療機関に
教育機関、地方自治体に中央官庁
まで、多
種多様な組織・団体の、現場からトップまで、
多彩な職責の方々にインタビュー
をさせていた
だきました。

これは本当に貴重な学びでした。

ITは、あらゆる仕事のインフラになりますか
ら、インタビューで聞き出すことも、「お客
様の業務に関する課題」と「解決のアプロー
チ」を、私自身が具体的にイメージできるよ
うになるまで、質問を重ねます。

これが大変なんです。

取材時間は、写真撮影を含めて最大2時間と
決まっています
ので、1分1秒たりとも無駄
に出来ません。

取材相手は、クライアントのお客様です。

一期一会。

時間内で最大限のことを聞き出す必要があ
ります。それも、出来る限り、お客様が進
んで、気持ちよく話していただけるように
質問を組み立てる
必要があります。

毎回、少ない頭をフル回転にして考えてい
ます。

病院の医師や院長先生や、大学教授、理化
学研究所の方々などを好例として、お客様
のお話は、非常に複雑多岐にわたります。

私のような学のない人間には、なかなか荷
が重い取材もあります。

中小企業の方々への取材にしても同じこと
です。皆さん、私が経験したことのない職
業・職場で、私の知らない世界を深く知っ
ている方々ばかりです。

だから、私も一生懸命に質問をします。

お客様から、どこまで教えていただき、何
を聴きそびれているのか、頭をフル回転し
て情報を整理します。

2時間の取材が終わると、今でもかなり疲れ
ます。数年前までは、もう本当にぐったり
するほど、消耗していましたが、今ではそ
こまでではありません。

では、数年前と何が変わったのか?

それは、私自身の内面の問題です。

だって、基本的に人見知り
だったんですもん。

もう、本当に自分に自信が持てなくて。

親しくなった人にも「いつか捨てられる」
みたいな強迫観念がありました。

だから、フリーで仕事するのって、もう
断崖絶壁のへりを歩くような気分なんです。

さらに、お客様に対して
「しょーもない質問をしてはいけない」と
いうプレッシャー!

もう、心の中は大変です。

ティム・バートンが描くような殺伐とした
風景の中、暴風にさらされながら、かろう
じて立ち続けているようなイメージ
です。

そんな中、「これは仕事だから!」という、
仕事スイッチをONにして、頑張ってきました。

でもそれも、

自分自身に、自信を取り戻す
と共に、緩やかになっていきました。

今では、かなり平静でいられます。

2年前まで、仕事のインタビュー以外で、
人前で話しをすることもありませんでした
が、今ではセミナー/ワークショップで多くの人を
前にしゃべるようにもなりました。

この、自信を取り戻す過程については、
また後日触れるとして、本題に戻します。

そもそも、そんなに人見知りで、学もない
私が、なんで、難しいインタビュー取材を
こなすことが出来ていたのか……。

それは、「対話は“聞く”が7割」だからです!

もっと簡単に言うと、

自分の知らない話を
聞くのが、楽しかった
からなんです!

そうしてまた、質問を重ねて会話が弾んでく
ると、お客様も笑顔になって、短い時間なが
らも、気持ちが通じ合えて、非常に楽しい

です。

これが、私が、「ヒアリング」=「質問力」
にこだわって、セミナーを開催している理由
でもあります。

「聞き上手」になると、
コミュニケーションが
楽しくなりますよ!

世の中、いい人の方が多いし
皆さん、素晴らしいことを
考えてらっしゃいます!
だから、対話を通じて
相互理解が進んだら、
世の中は、もっと良くなる!

私は、数千人にインタビューしてきた経験か
ら、そう確信しています

そして、今日ここに長々と書いた話のさらに
奥深いことは、皆様に直接お話させていただき
たい
とも思っています。

なので今、新しいワークショップのイベント
ページを準備中です。

Facebookでは、もう公開しております。

何卒宜しくお願い致します。