『レディ・プレイヤー1』試写会はがき
昨晩(2018年4月18日)行ってきました、『レディ・プレイヤー1』試写会!

ストーリーのネタバレなしで書きますが、スピルバーグ印の娯楽作だけあって
途中で飽きさせない怒涛の展開は「さすが」の一言。

でもまぁ、あれです。
『マイノリティ・リポート』の時もそうでしたけど、
テクノロジーの進化をきちんと理解した上でビジュアルに落とす
スピルバーグ作品が描く「近未来」って、かなり悪意に満ちてるんですよねぇ。

『マイノリティ・リポート』では、「こんな広告配信とかウザいだろ?」って
はっきり見せつけてくれますし、世界全体が息苦しい。

この『レディ・プレイヤー1』もディストピア。

VRを使ったネットワークゲーム「オアシス」にはまって高額課金で
すべてを失ってしまうクズな人たちもしっかり登場しますし、
なかなか「イヤな世界」です。

でも、この映画の中では、そんなメッセージより
「ゲームって、面白いよね」というスタンスの方が勝っている印象。

「現代社会に対する痛烈なメッセージ」なんてものは特にありません。

「VRとかネトゲとかにハマリ過ぎると、ロクなことにはならないよ」的な
メッセージはかろうじて張り付いていますが、別に、それを語るために
出来上がった映画ではありませんね、これは。

ただひたすらに、懐かし(&現役)のポップカルチャーを詰め込んで
「楽しーよねー!」といって遊んでいる感じ。

ストーリーは薄いです。

予告編でもお馴染みの「キティちゃん」は、ほんの一瞬。

そのほか、一瞬だけ登場する扱いのキャラも、結構な数だったと思います。

中でもしっかりと見せ場があって感動するのは「メカゴジラ」と「ガンダム」。
そして「アイアン・ジャイアント」。
特に「メカゴジラ」登場シーンではBGMにも耳を澄ましてください!!!
(「AKIRA」なバイクは、“ちょっと違くない?”って感じですが…)
と、ここまでは、すでに予告編やプレスの記事で情報公開されているので
ネタバレ範疇外なのですが……

私が一番楽しかったのは……あの映画のシーンが再現されたパート!

でも、「あの映画」が何かをここでバラしちゃうと、ストーリー上、
「ほんの少しだけ悩む」謎の答えをバラしちゃうことになるので、
やっぱり書かないでおきます!

でも、「あの映画」を再現したシーンが一番楽しかったですんよねぇ!
だから言いたいけど、言わない!w

皆さんが、「あの映画」を過去に鑑賞したことがあれば、
『レディ・プレイヤー1』を、さらに楽しく見られると思います。

そのほか、セリフの中にも、映画のウンチク、豆知識が満載。
映画ファンなら、いちいち楽しめます。

気楽に構えてご鑑賞ください。

『レディ・プレイヤー1』オフィシャルサイトに映像がいくつもあるのでご覧ください。
※特に、ART GALLERYがおすすめ。サイト上部のメニューから選んでください。

新宿TOHO壁面

【作品メモ】
2018年・アメリカ。
(あらすじ)
20245年。多くの人々は荒廃した街に暮らす現実を送っていたが、若者たちには希望があった。それはVRの世界、「オアシス」。そこに入れば、誰もが理想の人生を楽しむことができる。ある日、そのオアシスの創設者、ジェームズ・ハリデーが亡くなり、彼の遺言が発表された。“全世界に告ぐ。オアシスに眠る3つの謎を解いた者に全財産56兆円と、この世界のすべてを授けよう”。突然の宣告に世界中が沸き立ち、莫大な遺産を懸けた壮大な争奪戦が始まった。[公式サイトより 抜粋引用]

【監督・製作】スティーブン・スピルバーグ
【製作】ドナルド・デ・ライン:クリスティ・マコスコ・クリーガー:ダン・ファラー
【脚本】ザック・ペン
【原作・脚本】アーネスト・クライン(『ゲームウォーズ』SBクリエイティブ刊)
【撮影】ヤヌス・カミンスキー
【美術】アダム・ストックハウゼン
【編集】マイケル・カーン:サラ・ブロシャー
【衣装】カシア・ワリッカ=メイモン
【音楽】アラン・シルベストリ

【キャスト】パーシヴァル(ウェイド)/タイ・シェリダン:アルテミス(サマンサ)/オリビア・クック:ソレント/ベル・メンデルソーン:アノラック(ハリデー)/マーク・ライランス:オグデン・モロー/サイモン・ペッグ ほか