まず初めに……。

神田神保町で大人気だという蘭州ラーメンは、「馬子禄(マーズルー)」という名店であって、私が食べてきた蘭州牛肉麺のお店とは、かなり異なります(笑)。

でも美味しい!

上海のそこかしこにお店がある蘭州牛肉麺。
新疆ウイグル自治区の料理なんですね。

最初に入ったのは、宿泊したホテルから400mほど歩いたところにあったこのお店!↓

電気の配線か何かを修理中の、蘭州牛肉麺のお店の入り口

素晴らしい風情でしょう?

もちろん、観光客などいるわけもなく…。
壁にあるメニューを指さしで注文。

店の壁面に貼られたメニュー

でも、「らぁぁめぇん」的な発音で、ちょっと通じました。

初めて食べた蘭州牛肉麺

これが美味しい!!!

パクチーの香りと、スッキリしながらもクセになるようなアクセントが残る牛骨スープが、一気に口中を幸せに。

肉の味が、また独特。何というか爽やかな後味。尾を引く!

麺はさっぱりして、プルプル。そして大盛り! というか、どんだけ麺が入ってるんだという食べ応え!

これで12元!
素晴らしい。

素晴らしいので、滞在4日目に再度このお店に来て、今度は牛肉水餃にもチャレンジ!

牛肉水餃

牛肉拉麺と牛肉水餃の2つで25元。びっくりするぐらいお腹いっぱい

これまた、すごい美味しい!

ちなみに、前夜、貴重なVPN Wi-Fiの容量を使ってGoogle翻訳で「水餃」の読み方・発音を聞いて、練習した上で、口頭での注文に挑んだのですが、無理でしたw 全然通じませんでした!w 発音難しいです!

というわけで、この日も指さし注文で、牛肉拉麺と牛肉水餃の2つを頼みました。
これが、大ボリューム!合わせてたったの25元!

素晴らし過ぎます。

牛肉水餃は、下味がしっかりしていて、そのまま食べるのが一番美味しい。
けれどお好みで、ラー油や黒酢をかけるのもいい感じ。

改めて、こんなお店です↓

店内の様子。スマホを操作している奥さんの姿

写っているのは、多分奥さん。大将は、この時、小さな娘さんと共に、奥さんの右下にあるテーブルに座っていました(この写真には写っていません)。

もっとも、初回とはちょっと、スープの味も、拉麺の具の分量も異なっていたように思うのですが、そんなアバウトさも魅力、ということで。
だって、麺の量も、初日より多かったと思うしなぁ……。

さて、こうしたお店が、上海中、至るところにあるんですね。
嬉しくなってしまいました。

このお店↓は、上海の高級ホテル「首席公館酒店」のすぐ近く、襄陽公園の向かいにあった蘭州牛肉麺。

綺麗な町並みの中に溶け込まない外観

店内に入ると、やはり地元民しかいません。

そして、厨房で麺を伸ばしているのが見えて、得した感じ。
これは、刀削麺用の麺でした。

厨房で刀削麺用のタネをこねて伸ばしているのが丸見え

で、ここでもオーソドックスに牛肉拉麺を注文。13元。
(地元の人たちはみんな違うメニューを食べてるんですけどね)

このお店の方がパクチー多めで、最初からラー油入り

このお店の方がパクチー多めで、最初からラー油入り。
そして、麺の弾力も、こちらのお店の方が素晴らしかったです。

ただし、肉は少な目。

最初のお店の方が、トータルでは魅力的だったかなぁ……。
でも、ほかのメニューとか頼んだら、こっちの方が安定してそう。

で、一番外れだったのは、南京東路の脇にあったこのお店↓
この外観から、少し期待したんですけどねぇ。

とても雰囲気のいい外観

店内も明るくて、白人の観光客が1人で食べていました。(写っているのは店員さん)

明るい店内

そして、これがこのお店の牛肉拉麺 15元!

具が少なめな牛肉拉麺

牛肉も少なく、パクチーの香りも、牛骨スープもいまいちでした。
でも、ここに並べた3店舗の中では、一番入りやすくて、一番注文しやすいと思います。

ホントはもっとたくさんお店があって、あっちもこっちも試したかったんですが、さすがにそんなに食べれませんw

以上、上海初日に気に入っちゃったので4日間、欠かさず食べた蘭州牛肉麺のご報告でした!

ほかの食事は、またの機会にアップします。