パズル

こんにちは、株式会社プラップル コピーライターで
ソコキコ™オフィシャルトレーナーの佐藤秀治です。

仕事でも私生活でも、

「なんでこんなに説明しているのに、
分かってくれないんだ!」

と、じれったく思う場面、ありませんか?

でもこれ、仕方ないんですよね。

それだけ「言葉」は難しいものです。

私も昨日、言葉によるコミュニケーションの難しさ
を実感するための「パズル」を使ったワークを体験
して、そのジレンマを再確認してきました。

Aさん、Bさんの2人1組になって行うこのワークで
は、Aさんがパズルの完成図を見ながら、「言葉
だけ」でどうやって4つのピースを組み合わせる
かを伝え、Bさんは言われた通りに手元のピース
を並べていきます。

ジェスチャーも禁止です。

さらに、衝立を使ってお互いの手元を隠していま
すのでBさんが、どんな風に組み立てているかは
Aさんには分かりません。

それでもお互いの話が噛み合って「出来た!」と
思って手を挙げて確認してもらうと……
「残念!」という講師の声!!

あんなに自信あったのにハズレてる~~w。

正直、やってみる前は「簡単なんじゃない?」と
甘く見ていたのですが、なかなかどうして、難し
いものです。

そしてこのワークを通じて、改めて、

質問力が大事!
ということを実感しました。

自分がAさんになった時、
Bさんに、自分の指示が伝わっているかどうかは、
Bさんが、質問してくれないと分かりません。

自分がBさんになった時も同じです。
Aさんの指示と、自分の理解が噛み合っているか
どうかは、質問しないと確認できません

質問しないと、情報が
一方通行になってしまうんです。

使う単語は一緒でも、言葉に込めるイメージは
人それぞれ。

完成図から連想される「イメージ」…「鳥のよう
な形」とか「ギザギザした達磨のような形」と
伝えても、そこからイメージされる映像も人に
よってマチマチ。

言葉の感じ方も、受け取り方も、本当に人それ
ぞれなんです。

だから、質問するのが当たり前!

しかし、仕事をしている時……

たとえば、上司にプレゼンした後で、
「質問されるのが怖い!」って思っている人が
結構多かったり
します。

それは、
「質問される」「自分のプレゼンが不十分」
という図式に、誤解しているから。

そうじゃないんです。

「ああ、いいプレゼンだったな。もう少し磨い
たら、もっと良くなるぞ!」
という時だって、質問されるものなんです。

仕事でも私生活でも、
人と人の心のパズルを
組み立てているようなもの。

質問力が大切なんです。

というわけで、

対話は“気づき”の宝箱!

このキャッチフレーズを忘れずに、
今日も頑張っていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。