こんばんは、コピーライターで
ソコキコ™オフィシャルトレーナーの佐藤秀治です。

どうもこの、テレビでタレントなどが発言した
内容を、そのまま文字にして、釣りタイトルを
つけてPVを稼いで、釣られた人が「間違ってク
リック」しちゃう広告の収入で稼いでいるネッ
トニュースというのは、性に合いません。

「〇〇がマジ切れ!」なんて書いてあるから、
何があったのかしらと思ってクリックすると
ただ単に、スタジオでタレント同士が台本通
りに小芝居していただけのやりとりだったり
して、時間を奪われて終わりです。

さらに、ヒドイのは、そんなどうでもいいこ
とで炎上している案件ですね。

この一年を振り返ると、知らないところで
炎上した案件がいっぱいあったようです。

一番いいのは、そんなことには気が付かない
ことなんですが、たまに目に入ってきます。

大体は、どうでもいいことだったり、
上から目線で苦情を書き込んでくる人の
一方的な誤解だったりするようですが…。

ああいうネガティブなものを目にした時に
自分までネガティブに引きずられないように
気を付けないといけませんね。

でも、炎上案件のように誰かを責め立てるのは
SNSに書き込む一般の人だけではありません。

マスメディアも、何かがあると、一方的に
誰かを責め続けます。

それはなぜか?

正義感があるから。

そして大衆が求めるから。

4年前の小保方さんのSTAP細胞騒ぎでは、
笹井芳樹教授が自殺してしまうという、
痛ましいことになってしまいました。

今年も、いろんな人が叩かれました。

世知辛い日本だなと。

どんなケースでも、必ず出てくる言葉が
「反省が足りない」
「反省して欲しい」
「反省するべき」

とにかく「反省」させたいんですよね、世間は。

でも、そんなの部外者がいう話じゃない
ですよね?

しかも、「反省」なんて限りがないじゃ
ないですか。

イヤなんですよ、ああいう図式は。

そんなことを思っていたら、非常に深い
教えがありました。

下記に引用します。

何人といえども、反省を人に強いる権利はない。
反省ということは、自分自身につつましやかになすべきものである。

 中村天風

中村天風師は、稲盛和夫氏も大きく影響を
受けている人物。松岡修造氏のあのポジ
ティブさも、天風師の教えによるものだそ
うです。

しかし、いい言葉です。

「反省」という心の働きは、自発的なもの
であって、他発的なものでは決してないと
いう教え。

自分でも、これを忘れないようにしていき
たいと思います。

皆さんも、いかがですか?