今日のエントリーのタイトルは、昔の私を
知っている人が読んだら、まさに
「おまいう案件」
なわけです。

恥ずかしながら、不平不満や悪口なども、
随分、言ってきました。

以前、短い期間ながらもお世話になってい
たデザイン会社では、

「あの社長、バカ過ぎるんだよ!」
なんて悪態ばかりついていました。

でも、悪態ついても、何も解決しないんで
すよね。

実際、何も解決せずに、わずかな期間で
袂を分かつことになりました。

そして、大きなトラブルも招きました。
あの時も本当に大変でした。

愚痴は、あまり言わないようにしてきまし
たし、陰口も避けるようには、自分なりに
気をつけていたんですが……それでもやっ
ぱり、ダダ洩れでしたね。

恥ずかしい(苦笑)。

とにかく、自分の言葉が悪いと、必ず
しっぺ返しがあることは、これまでの人生
でかなり実感・実体験しています。

それでも、これは「心のクセ」ですからね。

中々、自分一人で治すのは難しいものです。

そんな私ですが、確執のあった父親の最期
を見送ったり、約2年前にカウンセリング
で、潜在意識に埋もれていた幼少期の心の
に気づき、その原因まで把握できたこと
とても、心が楽になりました。

そこから、悪態や不正不満などの消極的な
言葉は、かなり減ったと思います。

さらにありがたいことに、昨年から頻繁に
人に会うようにしていった結果、
ものすごく素敵な方々との縁をいただく
機会が増えました。

そして、実感しています。

素敵な人って、ネガティブな言葉をほとん
ど使わないんですよ。

そういう方ばかりが集まっている場所が、
この日本にもあるんですよ。

感動しました。

その縁から読み始めて感銘を受けた本の中に、
こういう一節があります。

 たとえば、体の悪いときに、「ここが疲れた」とか、「ここが痛い」とか、「ここが悩ましい」とかいう。いうのは構わないが、それは感じなのであるから、逆にいったら嘘になる。たとえば頭が痛いときに「頭が痛いか」、「いいえ痛くありません」。これは嘘である。
 痛いのは痛いでよろしい。けれどもそのあとがいけないのだ。あなた方は「痛くてしょうがない」とか、「どうにも死にそうだ」とか、「もう駄目だ」という。それがいけないのだ。
 そしてそれをあなた方は、さらに理屈をつけて消極的言葉をわざわざいう。
 「痛くてどうにもしょうがないから、痛くてどうにもしょうがないというんじゃありませんか」
 という。
 痛くてどうにもしょうがない、といって、どうにかしようがあるか。よく考えてごらん。つまらないことだ。

  中村天風 著 『運命を拓く』(講談社文庫)第四章 言葉と人生 より抜粋引用

確かにその通りです。

「痛くてしょうがない。もう駄目だ」と
言っていると、自分で落ち込んでいきます。

お酒を飲んで不平不満を言っても、何だか
心は晴れない。

むしろ、心がかさついていく…。

そんな感覚は昔からありました。

分かっちゃいるけどやめられないって
状態でした。
でも、それは過去の話にしたい。

積極的な心を持って、前に進んでいきたい
と思っています。

天風先生はさらに言います。

「丸い卵も切りようじゃ四角、ものもいいようじゃ角が立つ」というではないか。ところがあなた方は「ものいえば唇さむし秋の風」で、いってるそばから自分を傷つけ、人を傷つけている。気が付かないからいっているんだろう。
(中略)
 とにかく一日の人生を活きるときに、お互いの気持ちに勇気をつける言葉、喜びを分かち合う言葉、聞いても何となく嬉しい言葉をいい合おうではないか。

  中村天風 著 『運命を拓く』(講談社文庫)第四章 言葉と人生 より抜粋引用

これ、真理ですよね。

「お前が言うな」という突っ込みも聞こえ
て来そうですが、いいんです(笑)。

変わればいいんです。

変わるんです。

変わりましょうよ。

天風先生は、「相手のいった(消極的な)
言葉にひっかからないようにしなさい」
とも
仰っています。

これまた大事。

ネガティブな人にも、明るく返す。

相手の勇気をくじく言葉は、
自分の勇気をくじく言葉になります。

相手を憎み、妬む言葉は、
自分を損ない、傷つける言葉になります。

両刃の剣です。

とにかく、言葉には気を付けたい。

コピーライターという職業的な話ではなくて
「人として」の課題として、改めて肝に銘じ
た次第です。

今日も、最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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