こんばんは、株式会社プラップル
コピーライターの佐藤秀治です。

コミュニケーションを劇的に変える「魔法の
言葉」……あれば便利ですけど、それはありま
せん。

これまで、数千人…いや延べ1万人を超えるぐ
らいインタビューを行ってきましたが、「魔
法の言葉」はありません。

男を手玉にとる女性の「魔法」は、あります

もっとも、検索するとすぐ出てきますよね、
「魔法のさしすせそ」

すごいですねー
さすがですねー
しりませんでしたー
センスいいですねー
そうなんですねー

っていうアレです。

でも、「モテる女子」とか「男性を…」という
言葉とセットになっていますよね。

要するには、「相手をホメてその気にさせる」
話術でしかありません。

男は、ホメておだてるに限るってやつです。

男は単純なので、すぐにその気になります。
でも、ネタが割れたところで女性にホメられ
てイヤな気分になる男は、ほとんどいません。

でも、あんまりブリッ子していると、透けて
見えるので、この「さしすせそ」を多用する
女性は、ご注意を。

「さしすせそ」が通用するのは“自分を下に見ている相手”だけ

改めて言います。
「魔法のさしすせそ」なんていうのは、
非常に限定的な「魔法の言葉」です。

想像してみてください。

自分より、はるかに経験豊富で知識も豊かで
尊敬できる人格者である人生の大先輩…しか
も男性が、自分が特に何にもしてないのに

「すごい!さすがですね!知らなかった!」
って言ってくださったら……

おだてられちゃった(照)って
なりますよね(笑)

でも、自分の「後輩」や「新人」など
自分よりも仕事ができない……と思える相手
から、

「すごい!さすがですね!知らなかった!」
って言われたら、素直におだてられちゃいま
すよね

いずれも悪い気はしませんが、しかし
コミュニケーションを劇的に変える魔法と
いうには、事足りません。

もっとも、相手をダマそうと思ったら、この
「さしすせそ」の効果はバカにできませんよ。

とにかくホメることで相手を浮ついた気分に
させて、こちらの要求をねじ込んでしまう。

そんなことは可能です。

営業でも多用されるテクニックではあります。

結局、おだてられる方も相手を低く見ていて、
おだてる方も「ホメときゃいいんだ」と相手
を見下しているんですよ。

そんなのは、本当に実りある
コミュニケーションとは言えないでしょ?

「魔法の言葉」より「魔法をかける態度」

でも、実りあるコミュニケーションを成功
させる絶対条件はあります。

魔法の態度…いや、相手に魔法をかける態度

と言った方がいいかもしれません。

小手先の言葉より、態度が大切なんです。

もちろん、適切な言葉遣いは大事です。
でも、それは常識の範疇です。
失礼のない言葉遣いを心がけましょう。

そして」「ありがとうございます!」と
感謝の気持ちはハッキリ伝えましょう。

それは当たり前の話……として、
コミュニケーションを劇的に変える魔法の
態度は、主に3つあります。

    【コミュニケーションを変える態度】

  1. 相手に興味を持って、笑顔で、相手に目線を向ける

  2. (目を見つめ過ぎないように、目からアゴまでの間を漠然と見る)

  3. 相手の話に、適切に反応を返す

  4. (相手の言葉をオウム返しになぞったり、「それは良いですね」などの賛意を表すと、さらに効果的)

  5. 相手の話に沿って、質問をする

  6. (揚げ足を取るような言葉はNG。無理に、難しい質問を捻り出す必要もありません)

今開発中のコミュニケーション研修用カー
ドゲームの
Tangible Communication Card™
「ソコキコ™」
は、上記3つの「魔法の態
度」を、ごく自然に身につけることに
役立ちます。

勘違いされやすいのですが、質問する
ということは、相手の話を否定する行
為ではなく、相手の話を肯定する行為
です。

だって、話を聞いて興味がわかなかっ
たら、何を聞いていいか、思いつきま
せん
よね?

それにですよ、その話が本当に自分に
とって、面白いかどうか、学びや気づ
きを得られるかどうかということも、
“もう一歩奥まで聞き出す質問”をして
みなければ、分かりませんよね。

フラットで、得るものの大きなコミュ
ニケーションには、「質問」という
行為が欠かせないのです。

【対話は“気づき”の宝箱】

これが、私たちの合言葉です。

今日も、最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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